インプラントから膿が出る原因は?受診の目安も確認

インプラント

インプラントと膿の問題は、治療後に注意すべき症状のひとつです。

インプラントとは顎の骨に人工歯根を埋め込む治療で、正常な状態では膿は出ません。

しかし手術後や使用中にインプラント周囲に細菌が感染すると膿が出ることがあります。

この状態はインプラント周囲炎と呼ばれ歯茎の腫れや赤み、痛み、膿の排出などが見られるのが特徴です。

原因としては、口腔ケアの不十分さや喫煙、糖尿病など全身の健康状態、またインプラント周囲の噛み合わせの不具合などが挙げられます。

インプラントと膿が出た場合の受診の目安としては、膿が続く痛みが強くなる、腫れが広がるといった症状が現れた際に、できるだけ早く歯科医院を受診することが推奨されます。

早期に治療を行うことで、骨への影響を最小限に抑え、インプラントの長期的な安定性を維持することができます。

日頃から丁寧なブラッシングと定期検診を行い、膿の兆候が出た場合は放置せず速やかに専門医に相談することが重要です。

関連記事一覧