インプラント2回法とは?治療の流れと特徴を紹介
インプラント2回法とは、人工歯根を顎の骨に埋め込む際に二段階で手術を行う方法です。
インプラントとは顎の骨に固定される人工歯の土台のことですが、2回法ではまず一次手術でインプラント体を骨に埋入し、歯茎で覆って安定させます。
その後、数か月の治癒期間を置き、骨としっかり結合したことを確認してから二次手術で歯茎を開き、アバットメントを装着して被せ物を取り付ける流れです。
インプラントと2回法の特徴としては、骨との結合をしっかり待つことで安定性が高く、感染リスクを抑えやすい点が挙げられます。
また、治療期間はやや長くなりますが、安全性や成功率を重視した方法として広く用いられています。
一方で、二度の手術が必要となるため、術後の痛みや腫れ、通院回数が増えることがデメリットとなる場合もあります。
インプラントと2回法の治療の流れや特徴を理解することで、治療計画を立てやすく、安心して手術を受けることができます。
医師と相談しながら、自分の状態に適した方法を選ぶことが大切です。